【ファイナル編第7回との関連性なし】

ファイナル編第7回のご受講お疲れさまでした。今回は、勉強をする時間帯について取り上げたいと思います。

受験生の中には、早寝早起きで勉強されている方もいれば、その逆の方もいるでしょう。お仕事などとの関係で特にルールを設けずにやれるときにやるという方もいるかもしれません。

「朝型が善で夜型が悪」のような考え方があります。もしかすると科学的にみて一般論としては正しいのかもしれませんが、どうなんでしょう。私には早朝の学習がはかどった記憶がないので何とも言えません。個人的には、1日中勉強できる日限定ですが、「昼食→しばらくすると眠くなる→15~20分仮眠→ものすごい集中力が出る」っていうのが一番記憶に残ってます。これについても賛否両論あるかもしれません。少なくとも布団に入っての仮眠はマズイと思います。そのまま数時間寝ちゃいますから。

大事なのは、「あまり一般論に縛られ過ぎない」ということではないでしょうか。一般論に従おうとするがあまり、集中力を発揮できない時間帯を発生させてしまうことこそ受験生にとっては悪であり、逆に一般論と真逆のことをやってても集中力を発揮できる時間帯を作れるならそれでいいのだと思います。

結局のところ、「勉強をする時間帯」については、明確な結論を示さないのが正解だと思っております。受験生ごとの色んな要素、すなわち仕事の有無・内容、可処分時間、体質、性格、今年本気で合格を狙いにいくのかどうか、などによって変わってくるのが当然です。「勉強をする時間帯」とか「どの時間帯にどんな作業をするか」について悩んでいるのであれば、いくつかのパターンを試してみるのも良いでしょう。新たな発見につながるかもしれません。

最後に皆さんを安心させるために・・・こんな合格者がおります。直前の1カ月半だけ専業受験生的な立場で追い込みをかけていた方ですが、本試験の3日ほど前まで「超夜型」で「朝5時ごろ寝る」みたいな生活をしてらっしゃったみたいです。理由は「深夜が一番集中できるから」という、いたってシンプルなものです。さすがに最後の3日間は、本試験のタイムスケジュールとの関係で時間をずらしたようですが、その話を聞いた私は「よく3日前まで引っ張ったな」と思いました。これをおすすめしている訳ではありませんが、一般論と真逆のことをして合格している人もいらっしゃいますので安心していただければと思います。

以上です。頑張ってください。

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