特に民法については、以下の情報整理の仕方が合理的であると思います。
①主要条文の要件・効果(条文が言ってる抽象的なもの)を記憶する
②要件については複数あることが多いので、各要件ごとに判例知識を位置づける(要件が1・2・3と3つあるなら、要件1に関する判例知識としてこれとこれとこれ、みたいな感じです)
そもそも、皆さんが使っているテキスト類もこの形で整理されていることが多いのではないでしょうか。頭の中も同じように整理してみましょう。結構すっきりします。同じようなことを過去問などの演習の際にも意識すると良いと思います。すなわち、事例問題をそのまま丸暗記しようとするのではなく、「この事例においては、〇〇条の要件である【●】を満たすかどうかが問題となり、判例によると【●】を満たさない。だからAはBに対して~できない」とか「この事例においては、〇〇条の要件である【●】を満たすかどうかが問題となり、判例によると【●】を満たす。他の要件も問題なく満たす。だからAはBに対して~できる」といった感じです。
そして、このことを解説の余白のところなどに簡単に書き留めるのも良いかもしれません。【192「取引行為」×】とか【94Ⅱ「第三者」〇】のような要領です。
全肢について行うのは難しいですが、試してみる価値はあると思います。
以上、頑張ってください。
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