【合格レベルの方・合格レベルに近い方限定 全国スーパー公開模試第1回との関連性 なし】

全国スーパー公開模試第1回のご受講、お疲れ様でした。いよいよあと3週間で本試験ですね。今回は、択一式における正解問題数を少しでも上げる方法を考察してみたいと思います。

今から述べる方法は、35問のうち少なくとも23問から25問は自信をもって絞りきれた場合にのみ機能しうる方法であること、及び、あくまで可能性なり確率の問題であって一定の得点を保障するものでもないことをご承知おきください。(あくまで1つの読み物としてお付き合いいただければ幸いです。)

当たり前の話ですが、択一式の試験は、各問題、1~5のうち1つだけが正解番号です。次に、全35問の正解番号の振り分けについてですが、年によって多少の偏りはあるものの、1~5がある程度バランス良く用いられている気がします。「1~5がある程度バランス良く用いられている」ことが前提となってしまうのが、今から述べる方法の弱いところです。以下は、「1~5がある程度バランス良く用いられている」ことを前提に、1問でも正解問題数が上がることを目指した方法(願う方法)です。

①全35問の検討中、「2つにまで絞れた」・「3つにまで絞れた」にとどまる問題については、問題冊子に例えば「2or3」とか「1or 2or 3」だということが分かる状態にしておきます。(適当に2に〇とかしない。)

②35問の検討を終えたら、自信をもって絞り切った問題(仮に25問あると仮定します。)について「のみ」マークします。(その25問については、ほぼほぼ正解していることが前提になります。)

③25問について「のみ」マーク済のマークシートを見て、1~5の分布を把握します。

④「2つにまで絞れた」・「3つにまで絞れた」にとどまる問題(仮に6問あったと仮定します。)につき、「上記25問で1番使用されていない正解番号」が「正解だと信じ」、マークする。もっと具体的にいうと、仮に、第2問「2or 3」、第8問「1or2or3」、第15問「3or 4」、第20問「1or5」、第27問「4or5」、第35問「3or4or5」だとして、上記25問についての正解番号の分布につき、「3」が1番少ないならば、「3」が候補に含まれている第2問・第8問・第15問・第35問の4問については、すべて「3」にマークする、といった具合です。第20問・第27問については、候補である「1or 5」・「4or 5」のうち、上記25問の正解番号のうち「より使用されている回数が少ない方」をマークします。

⑤残り4問については、「時間配分との関係で捨てた」・「そもそも1肢も自信をもって〇×判断できなかった」問題ということで、候補が「1から5すべて」ということになりますが、理屈は同じです。ここまでの31問のマーク状況を見て、仮に「4」の数が1番少ないならば、残り4問については全て「4」をマークしてくる、といった具合です。

少しは確率が上がりそうな気がしませんか? 「そんなこと考えてる暇あったら少しでも知識を詰め込むべし」とのご批判が聞こえてきそうですが・・・

以上です。残り3週間、頑張ってください。

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