全国スーパー公開模試第2回のご受講お疲れさまでした。模試の復習に割くべき時間は人それぞれだと思いますが、合格する可能性がある方は、特にこの時期、模試当日と翌日ぐらいに模試の復習時間を抑えて、自分がやると決めていることに時間を使うべきでしょう。今回は、あと2週間の意識の持ち方について述べたいと思います。

【お試し受験の方】

お試し受験の方も、せっかく受験料を支払って本試験を受験する訳ですから、「雰囲気を味わう」だけではなく、「目標を定めて」「その目標達成を目指して」2週間を過ごすべきでしょう。その「目標」は学習の進行度合いによって異なりますが、例えば「民法の総則・物権の計12問のうち8問ゲット」とか状況に応じて定めてください。くれぐれも、ただただ「本試験会場に行ってみました!」だけで終わることのないように。

【合格する可能性のある方】

まず、最後の模試が終わった後に、腑抜けになる受験生がたまに見受けられます。もったいないです。それだけはやめましょう。今一度気持ちを立て直してください。何のために今まで頑張ってきたのかを思い返してみると良いでしょう。学習内容に関しては、あらかじめこの時期にやるんだと決めていたことを淡々とこなすだけですが、「全くもってホワイトな分野・情報には手を出さず、少なくなくとも一度は身につけたことのある情報ついての理解・記憶をより鮮明な状態にもっていくことに注力する」べきでしょう。「ゼロの状態の分野・情報」については原則として時間がかかりますので。

「本試験の会場で自信をもって使えるのは正確な知識だけ」です。少しでも多く「ボヤーっとしてる知識」を「正確な知識」に仕上げてください。また、今からの2週間で学習した内容はそっくりそのまま本試験会場に持って行けます。巻き返すこともできるし、追い抜かれることもある、そんな2週間です。精神論になってしまい申し訳ないですが、今一度「気合い」を入れなおしてください。

以上です。頑張ってください。

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