司法書士試験においては4月以降がいわゆる「直前期」と呼ばれる時期ですが、その「直前期」を目前に控えたこの時期にできればやっておくとよいことのお話を簡単に・・・

「直前期」を目前に控えたこの時期にできればやっておくとよいこと、それは「出題頻度が低めのマイナー単元の取捨選択」です。ここでいう取捨選択というのは、「出題された場合に点を取りにいくのか捨てるのか」、簡単に言い換えれば直前期に「勉強するかしないか」についての取捨選択です。

全科目全単元が完璧に仕上がった状態で本試験当日を迎えることは不可能ですし、満点を要求されている訳ではない以上その必要もありません。他方で、記述式に不透明な部分が多い以上、必要な上乗せ分の大部分を択一式でとってしまいたいところでしょう。したがって、学習したことが得点に直結することになる直前期の学習においては、今まで以上に「効率的に・合理的に」立ち回る必要があります。

各科目の単元は「各情報が理解を伴った形で記憶されているべき単元(通常、出題頻度は高め:頭に染みついていて欲しい単元)」「うわべの丸暗記で本試験当日だけ凌ぐ形でもOKな単元(通常、出題頻度は低め:7月後半に頭に残っていなくてもOKな単元)」に大別できます。当然、前者の優先順位が高いわけですが、後者についても出題されてしまうのが司法書士試験のイヤなところです。

今回はこの後者についてのお話ですが、「出題された場合に点を取りにいくのか捨てるのか」を予めはっきりさせておいて、その方針に従って直前期の学習計画を立てる。こういったマイナー単元につき1番宜しくないのは、「中途半端に学習し、本試験で解答時間だけ使って点取れない」状況です。マイナー単元については、「やるならちゃんとやる・やらないなら一切やらない」ことが合理的といえます。

以下、留意点です。

①やるかやらないかについては、自分の可処分時間・前者すなわち「各情報が理解を伴った形で記憶されているべき単元(通常、出題頻度は高め:頭に染みついていて欲しい単元)」についての仕上がり具合・前年度の出題実績などを参考に決定する。

②やると決めた単元については、できれば3月中、遅くとも4月中には1度時間を割いて学習し、その際、超直前期(本試験まで1週間・2週間を切った段階)に見直す図表・解き直す問題などを決めておく→超直前期にそれをやる→本試験突入、といった感じで進める。(1度も勉強したことのない単元についていきなり超直前期に学習し始めるのは原則として宜しくないと思います。時間がかかってしまうので・・・)

以上です。直前期、体調を崩すことなく頑張ってください!

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